統計データから見る若くして億り人になる難しさ|40代だと上位0.5%!?
こんにちは。管理人のプログと申します。
私は45歳までに1億円ためて、働かなくても経済的に困らない状態、いわゆる、経済的自由になることを目指しております。
一般的なサラリーマンが40代で1億円を貯めるのはそれなりに労働、倹約、投資を長期継続する必要であり、困難なことは間違いありません。
一方で、若くして億り人になった人がまったくいないかというとそうではありません。今回は40代までに1億円を貯める世帯は全体の何割いるかを調べてみました。
本記事を読むことで、億り人になることの難しさを把握することが可能です。
1億円保有世帯は全体の上位2.8%!
野村総合研究所の世帯別純金融資産を集計した有名な階層図を引用し、純金融資産1億円の保有世帯の割合を確認してみました。
上位の二つの階層(富裕層、超富裕層)が資産1億円以上を保有する世帯で、合わせて全体の2.7%です。かなり少ない割合ですね。1億円を貯めることは数少ない人しか到達できない、狭き門ということがわかります。
ちなみに、私自身は現在、アッパーマス層に到達してます。アッパーマス層の割合は13.4%割合と低いですが、労働と倹約で資産をコツコツ積み重ねて、なんとか到達しました。やはり長い年数がかかり、10年ほどでようやく到達した形です。
準富裕層、富裕層へのステップアップもそれなりに時間を要するものと覚悟してますが、ここからは福利の力も効いてくると思いますので、早期に資産が爆増し、どうにか40代までに富裕層まで到達したいものです。
60代以上が資産全体の6割以上を保有!若い世代で資産を築くのは難しい?
1億円保有世帯の割合はわかりました。ただ、60歳で1億円を持つことと、40代で1億円を持つことの意味は大きく異なります。
若くして大きな資産を持つことは、それだけ経済的自由になるタイミングが早まり、自由を楽しむ時間が増えることを意味します。言ってしまえば、40代と60代では資産の価値が変わるということで、早くに資産を築くのはそれだけ価値のあることです。
ただ、若い人が資産を築くのはそれなりに難しいのが現状です。
1億円保有する世帯は全体の2.7%とかなり少ないですが、さらに40代までに限定するとさらに少なくなることが推測されます。
以下の図は、”内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局”がまとめている、家計金融資産の世帯別保有内訳で、60代以上が保有する資産額は全体の6割を超えており、高年齢層の資産保有率が高いことがわかります。
40代までに資産1億円保有する世帯は0.5%くらい?
ここからは、直接的に年代別保有資産額の割合を示し、40代で資産1億円を保有する世帯を把握したいところでしたが、残念ながら該当するデータは見つかりませんでした、、
なので、年代別の総資産額および世帯数の割合がほぼ変わらないと仮定して、”40代までが保有する全総資産額20%”と”1億円保有世帯2.7%”をかけ合わせて、ざっくり40代までに資産1億円を保有する世帯を試算しました。以下が結果です。
40代までに1億円を保有する世帯の概算
:2.7%×0.2=0.5%
全体の0.5%、200人に1人と考えると、学年に1人いるかいないかのレベルでしょうか。実態に則しているかの保証はないので、参考レベルとしてください、、ただ、いずれにしても、かなり低い割合であることは間違いないですね。
1億円保有する世帯の割合から考えること
40代で資産1億円を保有する世帯割合を推測しました。
資産1億円を保有する世帯は全体で2.8%と非常に少なく、40代までに貯める世帯はさらに少ないことが想定されます。
資産家、経営者、専門職(医者、弁護士など)を除き、ごく普通の会社員が到達するのは難しいのは間違いありません。ただ、到達した人もいることも事実であり、それなりに可能性はあるものと思います。
私においては、多少難しかろうとも引き続き自由を目指して資産1億円を目指して資産形成を進めていこうと思います。みなさんもどんなに難しかろうとも自由を目指して資産形成を続けていただきたいものです。
以上、ご閲覧ありがとうございました。