1億円ためるメリット5選
こんにちは。1億円ためて経済的に自由になることを目標にしている30代会社員です。
資産形成をする上で、それぞれのおかれている状況に応じて目標としている金額は異なるかと思います。ただ、1億円という金額は貯めることで多くのメリットを享受可能であり、多くの人に目指してもらいたいラインでもあります。今回は1億円を貯めることで得られるメリットを考えてみました。なお、私自身は資産1億円を達成したわけではありませんので、あくまで実体験ではなく、想像が含まれていますので、その点はご了承ください。
メリット① ”富裕層”になる
野村総合研究所の世帯の純金融資産を5つに分けて世帯数を集計した有名な階層図があります。それによると、純金融資産1億円の保有世帯は”富裕層”という区分になります。富裕層になったからといって何かもらえるわけではありませんが資産が8桁という大台に乗せることができたということで、ひとつの区切りになり、大きな自信と達成感が得られるものと思います。
メリット② 働かなくてもよい自由が手に入る
働かなくても暮らしていける自由が手に入るのも1億円ためるメリットです。多くの人は生活を維持するために働いていると思いますが、1億円という金額はそれに縛られないパワーがあります。
Fire界隈では「4%ルール」という有名な言葉があり、安全な資産取り出し率に関する論文(トリニティスタディ)で示された言葉です。ここでの詳細の説明は割愛しますが、定年後に株式と債券を組み合わせてた資産を定率で取り出したときに長期間資産が減らない安全な取り出し比率が4%ということです。つまり、株式と債券を組み合わせた資産1億円を保有していると想定すると、そのうちの4%である400万円を毎年取り崩しても資産はなくならないということです。一般的な平均支出は二人世帯だと350万/年であるので多くの人にとっても1億円あれば働かなくても問題なく暮らしていけることになります。これが1億円ためるメリットの一つです。
メリット③ 精神的な安定が得られる
仕事をしていると、上司・部下との人間関係、やりたくない仕事の強要、過重労働など多くのストレスをかかえることがあります。このようなストレスに押しつぶされる前に、逃げ道を作っておく、つまり、いつでも仕事を辞めることができる状態にしておくことは、人生において自分や周りの人を守る上で大事なことです。また、嫌なことがあったらすぐにでも辞められる選択肢を持つことは、多少のストレスも跳ね返せる力にもなり、精神的に安定が得られるものです。
1億円ためることで大抵の人は働かなくても暮らしていけることから、付随して精神的な安定も得られるものと思います。これもメリットの一つです。
メリット④ 本当に必要なものを見極める力がつく
1億円ためるのは簡単ではありません。宝くじや相続などで一瞬にして手に入った場合を別にして、ためるに至るまで、大抵は家計管理、投資、副業などを徹底して実施する必要があります。さらに、お金に対するリテラシーを上げる継続した勉強も必須といえるでしょう。
このようにして築き上げた状況であれば、その資産の重さも実感としてよく理解できており、何か欲しいものを購入する場面において、その資産を崩してまで購入したいものなのか、本当に自身が必要なものかを判断し見極める力も身についているはずです。
もちろん、必要な散財もありますが、ある程度は必要なものとそうでないものを見極めて、節度のある生活を送らなければ長期的に豊かな生活を送ることはできません。このようなスキルは人生において、身に着けておくべきものであり、1億円ためる過程の中でよりしっかりと持つことが可能と思います。
メリット⑤ 大抵のものはローンなしで買える
前項と逆行するかもしれませんが、本当に欲しいものであれば我慢してストレスをためるよりかは、買ってしまった方がよいとも思います。ただ、多くの人は自身の身に余る大きな金額の買い物をする際、ローンを組んでまで購入します。ローンで購入することは未来に稼ぐであろう自分のお金を消費しているのと同じであり、さらに、金利によって将来的に使える金額も目減りしていくことになります。資産価値の上がるものを買えるのであれば話は別ですが、その見極めは普通の人にとって難易度の高いことです。
基本的には将来的に使えるお金を最大化するのにはローンを組まずに買うのに越したことはないでしょう。その点、1億円あれば極端な高級車、高級住宅でない限り、大抵のものはローン(借金)を組まずに買える状況となります。これも1億円を貯めるメリットかと思います。
まとめ
今回は、1億円貯めるメリットを考えてみました。1億円を貯めることで様々なメリットがありますが、総じて今より確実に豊かな生活が送れるパワーがあると思っています。ぜひ多くの人に一緒に資産1億円を目指してもらって、豊かな生活を享受してもらいたいと思います。
以上、ご閲覧ありがとうございました。