資産4000万円ためて気づいたこと
私は45歳までに1億円ためて経済的に自由になることが目標の30代サラリーマンです。
現在、’24年7月1日で資産は4340万円となりました。最終目標の1億円にはまだほど遠いですが、通過点である資産4000万円には到達できた状況です。
今回は資産4000万円ためて気づいたことをまとめてみましたので、今後、資産4000万円を目標に、もしくは通過点に見据えて資産形成をしている人にとって、参考になれば幸いです。
資産拡大スピードの加速化を体感する
まず1つ目の気づきとして、“資産拡大スピードの加速化を体感する”です。下図に我が家の資産推移をまとめたグラフを示します。ご覧の通り、資産形成を始めた当初20代と比べて現在30代では資産拡大スピードが速くなっていることがお分かりいただけると思います。資産スピードが加速したのは、資産拡大への取り組みが花開きつつある状況だからと分析します。具体的に効いている取り組みは主に以下の2つかと思います。
- 支出を見直して、最適化した状態を維持している。
- 毎月余剰資金をS&P500などに投資し、複利運用の効果が効き始めている。
これらの取り組みによって、毎月の余剰資金を投資に資金を回すことができ、積み上げられた資産による運用益も拡大しています。これらが少しずつ資産拡大スピードの加速化へと繋がっているのだと思います。
毎日の株価による資産増減をあまり気にしなくなる
2つ目が”株価変動による資産増減をあまり気にしなくなる”です。
資産4000万円たまった今でこそ、毎日の株価推移はほぼ見なくなりましたが、投資を始めた当初は毎夜、Yahooファイナンスというアプリで投資信託の価格更新を見て、興奮で眠りが浅くなってしまうことがありました。当時のことを振り返ると、投資への距離感が近すぎて、危なっかしい心理状態だったように思います。
インデックス投資において、一番良い投資への向き合い方は毎日の株価変動は気にせず放置することです。積み立てたら、20年、30年引き出さずにホールドするというスタンスが資産を最大化する王道手段であり、あれこれ手を加えたくなる要素は排除した方がよいからですね。
いまではあまり株価推移を気にしなくなりましたが、このメンタルになったのはお金に対するリテラシーが向上し、投資に対する正しい知識が身についたことも大きいと思います。
まとめると、資産4000万円を築くころには投資に対する適正な距離感が身につき、毎夜の株価変動に一喜一憂しないメンタルの安定が得られていたということです。
思ったより達成感はない
3つ目は”思ったより達成感はない”ということです。資産が1000万に達成したときはそれなりに頑張ったという記憶があって、達成感を感じていました。資産形成初期は家計管理や節約など根詰めて取り組んでいたため、達成感を味わえたものと思います。
一方で、4000万到達についてはうれしいという感情はありますが、1000万円到達に比べてそれほど達成感はありませんでした。
一番大きい要因は”支出を最適化し、毎月の余剰金を産み出し、インデックス投資に投資する”、これが当たり前になり、資産4000万円の到達が必然に近づいたためと考えています。このような習慣が身につけば、資産4000万円で達成感は抱くことはあまりなく、当然のこととして受け入れられます。
このような感情の変化は悪いことではなく、むしろ今後、資産形成を長期的に取り組む上ではよい兆候にあるものと思ってます。
お金を使っても減らないフェーズに入りつつある
4つ目は”お金を使っても減らないフェーズに入りつつある”です。
当ブログでは我が家の毎月の家計簿を公開してます。掲載している通り、旅行など突発的な出費が重なむ月はどうしても支出>収入となり、赤字を記録してしまいます。ただ、資産が減ったか、というと必ずしもそうではありません。なぜなら、保有する投資信託の価格がそれを上回るほどの上昇したからです。
もちろん、株価の暴落相場ではその逆のことが起こり得ると思いますが、長期的にみると、株価は右肩上がりに上昇することが期待されることから、今後も資産が減らないという状況が多く訪れるものと思います。
まとめ
以上、4000万ためて気づいたこと4つを紹介しました。
- 資産拡大スピードの加速を体感する
- 毎日の株による資産増減をあまり気にしなくなる
- 思ったより達成感はない
- お金を使っても減らないフェーズに入りつつある
私の目標とする金額は1億円であり、まだ半分も満たない金額ですが、ひとまず4000万円を到達することができたことを素直に喜びたいです。ここから資産1億円は遠い道のりですが、資産拡大スピードは投資の力も相まってさらに加速化するものと思っております。気付いたら5000万円、7000万円、1億と到達できるように祈って、引き続き、家計管理と本業、副業、投資に取り組んでいきたいと思います。
以上、ご閲覧ありがとうございました。