資産を拡大するために配当金再投資は欠かせない!ポイントは積立年数と入金力のアップ!!
我が家はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、楽天S&Pインデックスファンドに各10万円ずつ計20万以上毎月投資しています。これら投資信託のいいところは以下の3つです。
- 配当再投資が自動化される
→手間をかけずに資産を最大化できる - 運用コストが超低水準
- 米国の主要500社に分散
その中で資産を最大化する上で配当金再投資は非常に重要です。今回の記事では実際に配当を再投資する/しないでリターンにどれほどの差異があるかをシミュレーションしました。今回の記事を読めば、やはり配当金再投資は大きな効果があるということがお分かりいただけるはずです。
シミュレーションの前提条件
ここからは配当金再投資をする/しないを以下の前提のもと、シミュレーションしてみました。なお、税金やその他の運用コストを考慮すると煩雑になるので省略しています。ご了承ください。
- 年間トータルリターン7%
(うち年間配当金1.5%) - 配当の扱い:再投資 or 貯金
- 毎月 5万円、10万円、20万円、30万円投資 4水準
- 税金やその他のコストは未考慮
- 運用期間30年間
シミュレーション結果
毎月5万円投資
まずは30年間毎月5万円を積み立て投資したケースです。結果としては、配当金を再投資した方の方の資産は30年後720万円ほど大きいという結果でした。定年後にそれなりに高価な車が買えるくらいの差は生じるということです。
毎月10万円投資
次は30年間毎月10万円を積み立て投資したケースです。結果としては、配当金を再投資した方の資産は30後1439万円ほど大きいという結果でした。定年後に地方の格安住宅くらいは買える差が生じそうです。
毎月20万円投資
次は30年間毎月20万円を積み立て投資したケースです。我が家が想定しているケースですね。結果としては、配当金を再投資した方の資産は30年後2879万円ほど大きいという結果でした。定年後に地方に新築一軒家くらいは買える差異が生じそうです。
毎月30万円投資
次いで30年間毎月30万円を投資したケースです。結果としては、配当金を再投資した方の資産は30年後4318万円ほど大きいという結果でした。定年後に地方都市駅近にマンション購入できるくらいの差異は生じそうです。
まとめ
基本的には再投資を行うことで資産は雪だるま式に増加していくので再投資することをお勧めします。
本シミュレーション結果からも、毎月20万円を30年間積み立てた場合、再投資する/しないで2879万円もの差異が生じる結果が得られております。地方にちょっとした新築一軒家を購入できるということで、その威力がお分かりいただけたのではないかと思います。
なお、我々インデックス投資家において、配当金再投資の恩恵を最大限享受するためにすべきことは、積立年数を長くとる、積立金額を増やすこと、これに尽きると思います。基本的には、年間リターンを高くするでも恩恵を受けることができますが、インデックス投資において、年間リターンは自分ではどうすることもできない側面の方が大きく、高くすることは難しいと考えた方がよいでしょう。
参考として、今回の結果を以下の図に集約してみました。見てわかる通り、年数が長い、積立金が大きいほど配当金する効果が大きいことがお分かりいただけると思います。是非、積立年数を長くする、積立金を大きくする方向で資産形成を進めていただければと思います。
以上、ご閲覧ありがとうございました。