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【FIRE】1億円ためて経済的自由になろうと思った理由

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私は45歳までに1億円ためて経済的自由になることを目標にしている1児の父です。本投稿ではそもそも私がなぜ45歳で1億円貯めようと思ったかを記載したいと思います。

結論から言うと、それの答えとしては仕事に対する逃げ道を作っておきたかったからです。

まずは前提として私の経済状況から紹介しておきます。私はメーカーの研究開発職で働いているエンジニアで年収は600万前後です。以前は妻も自営業として働いていましたが子供が生まれてからは一旦、仕事を中断し、家事育児に専念してもらってます。よって、現状は1馬力で家族3人の家計を支えている状況となります。

1人で家族3人の家計を支えるのはリスクが高すぎる

私がいまの会社に入社してから10年以上立ち、それなりに年齢を重ねて中堅という立場になりました。それに伴い、要求の高く、重い仕事に携わることが多くなってきたように思います。

もちろん、こういった仕事が完了したときの達成感や充実感がないわけではありませんが、どうしても上司からの重圧、苦手な折衝にかかわる機会、チーム間の人間関係などによるストレスは生じてしまいます。

このような状況からなぜ逃げ出さないかと言うとひとつは生活のためです。現状、私の1馬力で家計を支えている状況になりますので、仕事で嫌なことがあったとき今の立場から逃げ出したいと思ったことは少なからずありますがそんなことを実行するといまの生活が立ち行かなくなり、家族に心配と不安、迷惑を与えてしまいます。よって、仕事をやめるという選択肢はありません。

このような状況というのは、ストレスでどうしようもなく逃げたくなったときに逃げ道がない状況に置かれているということです。

今は何とかなっていますが、移り変わりの激しく、何が起こるかわからない時代において、このような状況にあること自体、リスクが高すぎるものと思います。私の場合、メンタルがそれほど強くないと認識していますので、メンタルを壊したときの保険がない、上記のような状況を漠然と不安視しておりました。

よって、このような考えから、できるだけ若いうちから会社を逃げ出せる選択肢を持っておきたいという願望を持つに至りました。

FIREという考え方を知る

そんな折、世間に広まりつつあるFIREという考えを知りました。FIREというのはFinancial Independence Retire Earlyの頭文字をとった言葉で、投資による資産収入で生活費をまかない、仕事を早期リタイアするという考え方です。

当時、FIREという考えを知ったときに、定年まで30年働き続けなければならない固定概念をうち壊す大きな衝撃を受けたのと同時に、投資による資産収入があれば仕事が嫌になって辞めたくなったときの保険になりうると考えました。それまでは手を付けていなかった投資にも挑戦すべきと考えたのもその時です。

そこからは、YouTube等で投資の勉強を始めてインデックス投資がサラリーマンにとってベストな選択であると結論付け、これまで貯金していた資金を投資に回すようになりました。当時、楽天全米株式インデックスファンド:楽天VTI、eMAXIS Slim 全世界株式:オルカンにて積み立て投資を行っていました。昨今の株式上昇相場も相まって、資産が拡大していき、現在、24年6月には資産4000万円を到達しました。

資産拡大とともに、仕事からの逃げ道が形成されていくようで、少しずつ心が軽くなったような気がしています。そして、投資を進めていく中で具体的に資産目標、つまりFIRE可能な金額を1億円に定めるに至りました。

なぜ1億円という金額なのか?

さて、ここからはなぜ1億円という金額なのかを少し話したいと思います。

私は資産全体の50%以上を現金で保有しており、保守的な運用をしています。多少、現金を多く持ちすぎている気もしており、今後は投資に回していきますが、ここで言いたいのは、私の場合、保険としてキャッシュポジションを高く持っておかないと安心できないという点です。さらに、上記で述べたように仕事に対する逃げ道を作るためにはすべての生活費をまかなうレベルの資産収入が必要なため、投資にも多額の金額を回す必要があります。

よって、上記の”高いキャッシュポジション”と”生活をまかなうレベルの資産収入”の二つを両立するに必要な資金額はそれなりに大きな金額にならざるを得ないのです。

周りを見渡すと5000万円あればFIRE可能と考える人も多くいるように思います。ただ、それはキャッシュを生活防衛資金しか持たずにすべてを投資に回したら、もしくは、生活費を仕事と資産収入の両方で補うサイドFIREであればという前提での話かと思います。

私のようにキャッシュを多めに保有しておきたく、かつ、生活費すべてを資産収入で補いたいと考える人にとっては資産5000万円でのFIREは難しく、より大きな資産が必要となります。利回りの高い投資商品に手を出せば話は別ですが、それはリスクが高すぎます。

それらを考え、私の場合は1億円あればFIREできるという考えに至りました。保有割合は現金3000万円、株式7000万円とする予定です。現金も3000万あればメンタルとして安心でき、さらに、7000万円を仮に5%で運用できれば、ざっくり資産収入は350万円となり、我が家の年間支出はざっくり300万円なので余裕で家計を支えられます。

まとめると、いち早く会社を辞められる選択肢を持ちたいという願望を実現するためには、高いキャッシュポジションとそれなりの資産収入が必要であり、1億円ためることが絶対条件という結論に至りました。

まとめ

以上、私が1億円をためようとした理由をまとめました。

1億円ためて経済的自由になろうと思った理由
  • 我が家は1馬力で家計を支えており、リスクが高い。
    仕事に対し、いつでも逃げられる選択肢を持っておきたい。
  • 上記の選択肢を得るためにはFIREする必要がある。
  • 1億円あれば十分なキャッシュと資産収入が得られFIREが可能と判断。
ABOUT ME
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資産1億円を貯めて経済的自由になることが目標の30代の子持ち会社員。
エンジニアとして今の会社に入社し、徹底的な倹約により29歳で資産1000万円突破。
そこからインデックス投資をスタートし、株高・円安の恩恵も受け、32歳で資産3000万円に到達。
45歳までに1億円ためるために倹約と投資を継続中。
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