33歳で資産4000万円到達した我が家の資産推移を公開
我は45歳までに1億円ためることを目標に資産形成を進めている1児の父です。
24年7月時点、33歳において、資産は4300万円を到達しました。今回はこれまで記録してきた、資産推移の記録を紹介したいと思います。
現在の総資産額
まずは24年7月時点の資産額から紹介いたします。グラフに示す通り、現在、4300万円の資産を保有しております。
【22~28歳】労働と倹約で600万円を貯めた独身時代
私は22歳で今の会社に入社し当時の手取りは20万を割っていました。そんな中、労働と倹約を地道に続けて、28歳の結婚するまでに700万円を蓄財しました。1年間で100万円強のペースで貯蓄してきたことになります。6年の間で車を購入したりと一時的に大きく資産を減らした時期もありましたが、基本的にはほとんど右肩上がりに資産を積み上げています。
右肩上がりに資産を増やせた要因としては、酒、ギャンブル、たばこなどの依存性の強い嗜好品には手を出さず、もっぱらお金のあまりかからない映画鑑賞や散歩などの趣味に没頭していたのと当時は独身寮に入っており、家賃が格安であった影響が大きいものと思います。
ただ、なかなか給料が上がらず、税金や社会保険、物価が年々上がり、倹約でのみでは限界があると感じていました。仮にこのまま毎月100万円のペースのまま蓄財を続けると、現在の目標金額である1億円には100年かかるという計算になります。
【28~30歳】結婚後も引き続き倹約と労働で1000万円強貯める
28歳で結婚しました。当時、私と妻の資産は別管理です。よって、この時期の妻の資産は集計に含めていません。(後々合算することになります)
結婚してから、基本的に住居費、家具家電、食費含め生活にかかわる支出はすべて夫の私が支払っていました。私の方が収入が多く、安定しているからという理由です。出費が二人分に増えたことで貯蓄が進まなくなるのでは?とも考えてましたが、実際は順調に資産を増やせた記憶があります。生活費は2人分になると2倍ではなく、√2倍(1.4倍)になるという話があります。我が家の場合、実際はそれ以下であり、2人になっても独身時とそれほど変わりませんでした。食事の準備も夫婦で分担することで自炊を維持でき、独身時と食費代はあまり変わらず、車も1台で事足りており、さらに私の場合、社宅に住むことで住居スペースが広くなりましたが家賃は格安で済んでいます。
そして、子供が生まれる30歳までに1000万円強を貯めることができました。この1000万円は純粋に労働と倹約のみで貯めたものであり、苦労した記憶があります。ただ、この1000万円が今の安定した投資原資を担っており、今後の資産拡大において、なくてはならない蓄財期だったと思います。
【30歳】子供が生まれ、三人家族になる。妻の資産を合算したら資産2000万円到達していたことを知る
30歳になって、妻が妊娠し子供が生まれました。これを機に、夫婦の資産を合算しようという話になり、お互いの資産を知りました。
このとき、妻の資産は1000万円を超えており、お互いの資産を合わせると資産2000万円強に到達していたという結果になりました。正直、ここまで資産があることを知らなかったので、資産が一気に増えたということで驚いたとともに素直にうれしかったです。
妻の方も独力で自営業としてコンスタントに仕事をしており、かつ生活費はすべて私が工面していたので、結婚後はかなり早いペースで貯金が増えていったようです。
なお、この時期から、投資もスタートしました。給料はあまり増えず、税金は増えていく、物価は上昇しつづけている、という昨今の状況に対し、蓄財の困難さを痛感しており、労働と倹約だけでは限界があると感じていたからです。FIREという概念を知り、1億円ためるという明確な目標をもったのもこの時期です。
【30~33歳】支出の最適化と投資の複利運用の力で蓄財スピードが加速し4000万貯める
その後、3年間の資産拡大スピードはこれまでと比べ物にならないレベルでした。
まずは、支出の最適化として、毎月大きな金額を支払っていた掛け捨ての保険をすべて解約し、7年間持っていた車も手放すことにしました。
さらに、細かい支出(携帯、ネット回線、電気会社など)の見直しも徹底しました。それによって、毎月のキャッシュフローに余裕ができ、投資に回せる資金を大きく増やすことができました。投資スタート初期は楽天VTIにつみたてNISA枠の3.3万円を毎月投資していたのみでしたが、今では楽天S&P500インデックスファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にそれぞれ毎月10万円ずつ計20万円を拠出できるまでに入金力をアップさせることができました。
これらの固定費の見直しと投資の力によって、大きく資産を拡大させ、33歳で4300万円に到達しました。
まとめ
私の資産形成の推移をまとめました。
振り返ると、我が家の場合は、これまで会社の福利厚生で全体を通して家賃が格安であったこと、妻の蓄財能力が高かったことなど順調に蓄財できる環境が整っていたように思います。誰もがこのような環境であることはないと思いますので、それぞれの状況の中で最適化していけばいい話かと思います。
資産形成の過程の中で資産1000万円までをためるには苦労した記憶はあります。多くの人にとって最初の1000万円は大きな壁です。1000万円をためるには労働と倹約の力に頼るしかなく、ある程度の忍耐は必要と覚悟した方がよいかもしれません。しかし、それ以降は年々、支出の最適化、投資の力が加わり、少しずつ資産拡大のスピードが上がっていき、現在はというと当初に比べて大分楽に資産を積み上げられているような実感があります。まずは1000万円をためるという目標を持つのがよいかと思います。
我が家も、最終目標は資産1億円なのでまだまだ道半ばですが順調に資産は拡大できており、今後も引き続き、蓄財を進めていきたいと思います。以上、ご閲覧ありがとうございました。