会社の人事評価を気にしない人になるためのマインドセット
おはようございます。
十分な資産を保有しているとすぐに会社を辞めても一時的には困らないので、
会社での人事評価が気にならなくなる。このような側面も確かにあります。
ただ、会社で働いている以上、人事評価は気にしないという割り切った考えを
私の場合はできていません。
他人にどう評価されているのか、という意識をゼロにはできないからですね。
今回は会社からの人事評価をどう受け止めるべきかについて、考えてみました。
資産を持てば会社からの評価は気にならないのか
仮に多額の資産を持っていると、会社からの評価が気にならなくなるのかでいうと、
そういう側面も確かにあります。ただ、ゼロにはできないと私は思います。
会社の評価というのは30代ともなると役職という形で目で見えてしまいます。
自分は平社員のままなのに、周りの同期が係長、副課長、課長など役職付きになるのを横目する機会がちらほら訪れるのです。
このような状況下でも人によってはまったく気にならないという人はいるかもしれませんが、
私の場合はどうしても気にしてしまいますね。
必ずしも役職付きになりたい、という野心があるわけではないですが、
自分が他者より仕事ができないという烙印を押されたような心境になっているのかもしれません。
自分は頑張っているのに評価されない、という現実に少し不満を抱えているということでもあります。
人事評価を気にしなくなる3つの方法
それでは、気にしなくなるためにはどのような方法が有効でしょうか。
以下の3つがあると考えます。
① 会社の評価を素直に受け止め、昇進を目指す
② 会社を辞めて資産所得だけで生きていく
③ 会社の看板を借りずに自分の力で稼げるようになる
会社の評価を素直に受け止め、昇進を目指す
一つ目の手段は、人事評価を素直に受け入れることです。
人事評価で悩む、気にしてしまうのは、なぜ自分より仕事ができない人が昇進しているのか、自分は正当な評価を受けていないのではないか?という疑念に起因します。
実際問題、評価する側が人である以上、不公平は生じてしまいます。
ただ、それは現実としてどうしようもできないことですので、
まずは現状の評価を素直に受け入れることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
今の評価は必ずしも公平とは言えないかもしれないが、ひとまず正当だと割り切ることです。その上で、その評価軸に則り、昇進を目指すのが王道な解決手段です。
それでも評価に納得感がなく、心理的に気にしてしまうのであれば、自分の評価してくれそうな会社へ転職するという道もひとつの手ですね。
会社を辞めて資産所得だけで生きていく(FIRE)
二つ目の手段としては、会社を辞めるということです。
そもそも、根本的な問題の発生源である会社に属さなければ、そういった悩みは抱えずにすむでしょう。そのような次元から脱して、悩む必要がなくなります。
ただ、その場合、生活手段を補えるくらいの資産所得があることが前提となります。
これなしに会社を辞めてしまったら、たちまち生活が破綻し、
また働かなければならない状況に逆戻りというのが目に見えているからですね。
生活費を資産収入で補える状態で、会社を辞める、これが選択肢の一つです。
副業として会社に頼らないで自分の力で稼ぐ
三つ目最後の手段としては、会社の看板を借りずに副業として自分の力のみで稼げた実績を作るということです。
会社員として働くということは、何をするにも会社の看板を借り、会社の稼ぐ仕組みを利用させてもらっている、いわば”おんぶにだっこ”の状態です。自分一人の力で業績を生み出しているというわけではありません。
一方で、自営業は、純粋に自分の力のみで稼ぐという意味合いが強いです。
自分で案件を受注し、自分のスキルを売りに出さなければなりません。
このような自分ひとりの力で稼げた実績があれば、
会社からの評価を気にしなくなるひとつのきっかけになりうると考えます。
というのも、
他の土俵で活躍で来ているという実績があれば、
会社の評価は正当ではないという説得力が生まれるからですね。自己肯定にもつながります。
これは自分の力のみ稼いだことのない人が、
会社の評価に不平不満を言うのと、
実績がある人がいうのとでがわけが違います。
実績がある場合、会社の評価軸の不適切さを立証できる状態にあるからですね。
このようなマインドと実績を持っていれば、
自己肯定感が高まるとともに、会社からの評価を気にしなくなるでしょう。
まとめ
会社の評価を気にしていても仕方がありません。ただ、多くの人が気にしてしまうのも現実です。
その上で、一つ言えるのは、評価に対する不平不満に頭を使うのはもったいないです。
上記のようなマインドをもって、人事評価を受け入れて仕事の進め方を考え直す、副業で稼ぐ手段を模索する、といったところに力を注いでみてはいかがでしょうか。
以上、ご閲覧ありがとうございました。