サラリーマンはS&P500に積立しておけば将来安泰
今の時代、周りを見渡すと、あらゆる種類の投資先が新たに誕生してきています。FX、仮想通貨、暗号資産、、などです。それに対し学習時間をとり、適切な距離間で投資できるのであれば問題はありませんが、普段、忙しいサラリーマンはそのような時間を捻出するのが難しいのではないでしょうか。
それであればサラリーマン投資家がとるべきは長年の実績と信頼があるS&P500に毎月定額で投資することです。今回は、サラリーマン投資家が選択すべき投資先という観点で投稿いたします。
おすすめの投資先はS&P500ファンド
米国株のインデックス投資信託に定額積立すれば、投資にあまり時間を割かずとも及第点が取れます。実直に上述の内容を20年、30年実施すれば今より豊かな未来が得られることは高い確率で保証されるでしょう。ここでいう米国株は以下の銘柄を示します。SBI証券、楽天証券など多くの証券会社で購入が可能です。
おすすめ銘柄
eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
※楽天証券であれば楽天S&P500インデックスファンド
なぜS&P500に投資するのか。おすすめな理由
過去50年以上成長しつづけてきた実績とそれに伴う安心感
あれこれ投資先を変更して、軸がぶれるのは本来得られたはずのリターンを損なう可能性があり、あまりよくはありません。下の図に示す通り、S&P500は右肩上がりに上昇しており、日経平均に比べると顕著に上昇差があらわれています。このような実績から長期的に保有できる安心感があります。もちろん、今後も上記のような成績で成長できるとは限りませんが、統計データからアメリカは今後も人口増加および経済活動が続いていくことが予測されており、成長し続けていく確率は高いといえます。よって、安心して投資できる投資先として、多くの人に選ばれています。
FIREも視野に入る十分すぎるリターン
サラリーマンの強みは毎月安定した給与収入があるという点です。収入にバラツキがあまりない分、家計管理がしっかりできていれば暮らしに困ることはないはずです。よって、投資は中長期的に豊かな生活を送るための資産拡大がターゲットになるのではないでしょうか。
それを考えると、全米S&P500の過去20年の平均リターンは10%以上を記録しており、短期的な資産大幅アップは見込めないかもしれませんが、中長期であれば十分な資産拡大が期待できます。高すぎるリターンはリスクもそれなりに高くなりますので、S&P500はリスクとリターンがちょうどいい投資先だと考えます。以下、仮に30年間、毎月5万円を年利7%でつみたてたときのシミュレーションを楽天証券の積立かんたんシミュレーションで出してみました。
上記の結果のように、毎月5万円積み立てれば30年間で6000万円以上の資産がたまる結果となります。高い確率で準富裕層への到達できそうな見通しです。
さらに、6000万円を継続して年利7%で運用すると毎年420万円が資産収入として入ってくる計算になります。毎年420万円あれば、極端に裕福な暮らしをしない限り、十分暮らしていける金額です。さらに入金力を高めれば上記のシミュレーションより早く資産拡大が見込めるため、FIRE(経済的に独立して早期リタイア)も視野に入ります。
このように、米国株のリターンは中長期投資において十分すぎるほどのリターンであり、大きな選択理由になりえます。
米国トップ500社へ投資。500社は自動的にアップデート
S&P500は今後も利益を出せそうな選抜された米国トップ500社の集合体です。よって、S&P500一本買えば、米国トップ500社を丸ごと投資できます。
500社の選定は時価総額、利益率、業種別比率などを考慮して、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が定期的にアップデートします。よって、投資家としては銘柄分析などあれこれ考えて投資先を選定する必要はなく、自動的に投資先が更新され、いわば脳死で投資を行うことが可能です。それでいて、十分すぎるリターンも期待できることから、これ以上にコスパの良い投資先はあまりありません。
以下は直近’24年5月のS&P500構成銘柄トップ9です。最近、大きく成長したエヌヴディアも、もちろん高い構成比にて組み込まれています。
まとめ
極力、何も手を加えずとも高いリターンが得られる投資手段は確率されているように思います。それは上述の通り、米国S&P500に毎月積み立て投資することです。私の場合は夫婦で毎月20万円をS&P500ファンドに投資しています。投資先はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天S&P500インデックスファンドを各10万ずつの投資です。
投資で最も資産拡大したのは、あれこれ投資先を変更した人より、投資したことを忘れた人という話があるように、ご自身で最適だと思う投資先に毎月積み立てする仕組みを作ったあとは、投資と距離を置き、放置するという戦略もサラリーマンにとっては有効な選択肢です。異論はあるかもしれまんせんが、一意見としてご参考いただけると幸いです。
以上、ご閲覧ありがとうございました。